東京港巡りと埋立地見学

「東京港と埋立地見学ツアー」に参加しました。

竹芝小型船乗り場に集合して、視察船「新東京丸」に乗り込みます。ルートはレインボーブリッジを仰ぎ見ながら廃棄物処理場を左手に半周、恐竜の形で話題になった東京ゲートブリッジの下をくぐり青海埠頭、お台場を眺めながら戻りました。1時間くらいの船旅です。

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視察船内部は絨毯敷きで、木製の広~いテーブルの回りに座り心地が良い回転椅子が50脚ほどあり、多少の古さは感じるものの「海上役員会議室」といった豪華な造りです。ガイドは港湾局のOBの方で、東京港の生き字引のような落ち着いた分かりやすい解説が素晴らしかったです。

午後はバスに乗り換え、お台場のテレコムセンター5階食堂で昼食をとった後、廃棄物処理場の見学をしました。話題のオリンピック・ボート競技場候補「海の森」は、ごみの埋立地の間を流れている水路なんですね。しっかり見てきました。

地図の上の方に点線で囲まれている部分は、現在、廃棄物を埋めている新しい場所なんですが、2050年頃には満杯予測、それ以降の捨てる場所を東京湾には作ることができないそうです。

東京湾はこんなに広いのに何故? …. という疑問が沸いてきますが、

江戸川の延長線と、多摩川の延長線で囲まれた内側しか東京都は埋め立てできないとのこと。じゃあ、それって県境? というと、そうでは無いらしい。よく分かりませんが、お約束みたいです。

このような催しは、東京都港湾局と東京都港湾振興協会が無料で行っています。あまり宣伝していないので、興味がある方はホームページをこまめにチェックされると良いかもしれません。11月22日の東京港夜景観賞ツアーに申し込みましたが、さてどうなるか。(追記:見事抽選ではずれました


(2020年11月) 退役した「新東京丸」に代わり「東京みなと丸」が就航し、一般乗船の予約受付を開始しました。

●新視察船「東京みなと丸」就航[報道発表]
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/11/17/06.html

●東京都港湾局「東京港を観て学ぶ」予約サイト
https://www.tokyominatomaru.jp/

●東京都港湾振興協会
http://www.tokyoport.or.jp/